今月の患者様からの声

普段コールセンターやお問い合わせフォームに入る患者様からのお悩みや質問事項を専門医である機構理事が回答、アドバイスさせていただきます。

今月の患者様からの声(患者様のご家族様よりお問い合わせ)

夫は糖尿病で、月1回、かかりつけ医(糖尿病専門)に通っています。食事療法や食事前の服薬など継続治療中ですが、2年前、閉塞性動脈硬化症を引き起こし、これまで5回にわたる外科治療をしてきました。
ところが、よくならないどころか、以前は、間欠性歩行で、時間をかけてコンビニまで買い物にいくことができましたが、今は、足が前にでないため、ずっと室内で過ごしています。何か他にも原因があるのでしょうか?

機構専門医回答

一般的に閉塞性動脈硬化症は、動脈硬化が主原因であり、糖尿病の他に、脂質異常症・高血圧症・喫煙・高尿酸血症・慢性腎臓病・肥満等の生活習慣病の方に起こりやすい病気と言われています。
機構は、WEB診断のような事業を実践している医療機関ではございませんので、お伺いする限りでの範囲内、正確な診断はできませんが、間欠性歩行の歩ける距離が短くなったり、じっとしていても痛みが持続するような場合(安静時疼痛)など、状態が悪化していることが疑われます。
主治医の先生に早めにご相談いただくことをお勧めいたします。