第12回:「患者様からの質問編:岡村健太郎先生の研究テーマ、 専門領域を教えてください!」

イモじろう
「こんにちは、イモじろうです。今回はマナビラボの岡村健太郎先生について、そして再生医療のことについてインタビューさせていただきたいと思います!どうぞ宜しくお願いします。」
けんたろう先生
「イモじろう君、こんにちは。よろしくお願いします。」
イモじろう
「さて、早速ですが、けんたろう先生は、普段はどんなお仕事(研究)をされているのですか?」
けんたろう先生
「普段は再生医療の治療開発を行う会社に勤務しています。再生医療の治療に使うための「細胞の製造方法について」開発を担当しています。
イモじろう
「夢の治療といわれる最先端の研究に携われているのですね!再生医療の世界に入ろうと思ったきっかけは?」
けんたろう先生
「私が再生医療の研究に興味を持ったのは大学生の時でした。その頃はまだES細胞が注目され始めた頃でiPS細胞が発見されるずっと前のことでしたが、そのES細胞が体中のどんな細胞にもなることができるという神秘に衝撃を受け、研究を深めたいと思ったことがきっかけです。その後、当時ES細胞の研究を行っていた東京医科歯科大学の大学院に進み、ES細胞から肝臓の細胞を作り出すという研究をしていました。

大学院を卒業してからはアメリカへ渡り、細胞の研究をしたりしていましたが、実は再生医療とは違う医薬品分野の仕事をしていました。今から6年ほど前に再生医療についての新しい法律ができたことをきっかけに、また再生医療に携わる仕事をすることになったのです。」

イモじろう
「日本では新しい法律ができてから再生医療分野も多様な治療開発が始まりましたね。けんたろう先生は外国でお仕事をされていたのですか?再生医療の共同研究について少し教えてもらえますか。」
けんたろう先生
「実は中国の再生医療のことを知りたいと思い、1年前まで3年半ほど上海の再生医療のベンチャーで仕事をしていました。当時の中国の再生医療は日本と比べて3,4年遅れていましたが、アメリカへ留学していた中国人研究者を中心に急速に研究が進んでいます。これからは、日本で開発した再生医療、中国で開発した再生医療をお互いに取り入れて、協力しながらより良い再生医療の治療が広がっていくことを期待しています。」
イモじろう
「けんたろう先生が日本と中国の再生医療のかけ橋になってくれるかもしれませんね!
ところで世界的に新型コロナウイルスがまだまだ収まりません。けんたろう先生も新型コロナウイルスについて、何か治療の研究はされていますか?」
けんたろう先生
「はい。新型コロナウイルス感染症の中でも、今ある薬が効かなくて重症になってしまった患者さんを対象に、細胞を使った治療の開発に関わっています。まだ安全性を確かめている段階ですが、1日でも早く実用化できるように大学や病院の先生たちと協力しながら進めています。」
イモじろう
「すごいです!これまでは治せなかった病気が再生医療で治せるようになるのですね!
将来、けんたろう先生のように研究者になりたいと思っている子供たちもたくさんいると思いますが、ポイントを教えてもらえますか?」
けんたろう先生
「私が大事にしていることは、何でも『知りたい!』と興味を持つことと、知りたいと思ったら考えたり調べたりして『自分で答えを探すこと』です。研究者になりたいと思ったら、その気持ちを大事にして進めばきっとなれると思います」
イモじろう
「『未来の研究者』君たちが研究者になって再生医療の研究を進めてくれる日が楽しみです!最後に、いつもマナビラボ読んでくれているみなさんにメッセージをお願いします。」
けんたろう先生
「いつもマナビラボを読んで下さりありがとうございます。再生医療はみなさんにとってはまだ身近ではなく、治療を受けるには不安もあると思います。みなさんに再生医療について知ってもらい、安心して治療を受けてもらえるように再生医療についてお伝えしていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。」
イモじろう
「けんたろう先生、ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします!」